がんばりすぎていませんか?「介護疲れ」を感じたときの心の処方箋
訪問看護ステーションソラーレ 山本です。
大好きな家族をお家でお世話することは、とても素敵なことです。
しかし、毎日休むことなく介護を続けていると、ふとした瞬間に「なんだかすごく疲れてしまったな」「先のことを考えると不安で涙が出てくる」と感じることはありませんか?
もしそう感じているなら、それはあなたの心が「もうこれ以上はがんばれないよ」と出している、大切なSOSのサインです。
一生懸命な人ほど、「自分がもっとがんばればいいんだ」「つらいなんて言ったら、本人に申し訳ない」と、自分の気持ちにフタをしてしまいがちです。
でも、少しだけ立ち止まって考えてみてください。お家での介護で一番大切なのは、完璧なお世話をすることではありません。介護をするあなた自身が、笑顔で、心穏やかに過ごせていることです。
今回は、毎日をがんばるあなたへ、心がふっと軽くなる「3つの心の処方箋」をお届けします。
1:「がんばっている自分」を、まずは褒めてあげる
介護は、終わりが見えなくて、誰も点数をつけてくれない、本当に大変なお仕事のようなものです。ご飯を作ったり、お着替えを手伝ったり、夜中に様子を見たり……。あなたが毎日当たり前のようにやっていることは、実はものすごいことなんです。
「今日も優しくできなかったな」と自分を責める必要はまったくありません。今日一日、大切な人のそばにいて、命を支えた。それだけで100点満点です。
まずは自分で自分に「毎日本当によくがんばっているね、ありがとう」と声をかけてあげてください。あなたが自分に優しくなれることが、心の元気を引き出す第一歩になります。
2:「つらい」「疲れた」を言葉にして外に出す
つらい気持ちやイライラした感情を心の中に閉じ込めておくと、それはどんどん大きくなって、いつか破裂してしまいます。ネガティブな気持ちを持つことは、人間として当たり前のことです。決して悪いことではありません。
大切なのは、その気持ちを一人で抱え込まずに、誰かに話して外に出してあげることです。
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誰に話せばいいの?
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ケアマネジャーさん
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訪問看護師
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介護の愚痴を聞いてくれる友人
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「愚痴を言うなんて恥ずかしい」と思わずに、私たちに「ちょっと話を聞いて!」と声をかけてください。言葉にして誰かに伝えるだけで、驚くほど心が軽くなることがあります。私たちは、あなたのお話をじっくり聴く準備をいつでもしています。
処方箋3:「プロに丸投げして休む時間」をスケジュールに入れる
介護疲れを解消する一番の薬は、なんと言っても「介護から完全に離れて休む時間」を作ることです。
「自分がいないとこの人はダメになる」と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。世の中には、お家での介護を助けてくれる「プロのチーム」がたくさんあります。
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訪問看護を頼む: 看護師が来ている間は、安心してお買い物に出かけたり、別のお部屋でぐっすり眠ったりしてください。
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ショートステイを利用する: 数日間、専門の施設にお泊まりしてもらうサービスです。その間、あなたは自分のためだけの時間を過ごすことができます。
プロを頼ることは、決して「手抜き」でも「冷たいこと」でもありません。お互いが笑顔で長く一緒に暮らすための、前向きで賢い選択なのです。
最後に:頑張りすぎないでくださいね
大切な人のケアをしていると、世界中で自分一人だけが取り残されてがんばっているような、孤独な気持ちになることがありますよね。
でも、忘れないでください。たつの市、太子町、相生市、姫路市の地域にお住まいの皆様のすぐそばには、介護を支えるプロがたくさんいます。
私たちは、病気のご本人だけでなく、それを支えるご家族の心にも寄り添いたいと本気で思っています。
「もう疲れたな」と思ったら、いつでも遠慮なくソラーレを頼ってくださいね。ひとりで悩まず、一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。
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